実家を畳むということ〜実家片付け中!〜

ZERO-CUBE暮らし

こんにちは!
広報として勤めている職場工務店で自宅を建てたどっせいやさんです。

夫婦+母の三人で「ZERO-CUBE+BOX」に住んでいます(*´▽`*)

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このブログについて
このブログは、とある片田舎でマイホームを建てることになった私、どっせいやさんが「いち施主」として綴る、健忘録も兼ねたブログです。 家族構成 どっせいやさん 30代後半。建設会社の広報デザイナー兼web何でも屋。前職は雑貨屋の雇われ店長。好き...

 

突然ですが、皆様の実家は今どんな状態でしょうか?

まだまだご両親・親御様がご健在で、普通に暮らしているという方も多いと思います。


借地の持ち家をどうするのか…

我が家…というか私に関しては今回、母を連れての引越しとなり
父も他界済みですので、借地に建っている持ち家の実家を畳まなければなりません。

期限は、12月31日。


地主さんからは「ゴミさえ片付ければ建物はそのままでいいよ」
と言われているので当面は家だけ存在する状態となります。

地主さんは家があれば土地の固定資産税が多少安くなり
我が家としては100万前後の解体費用を払うよりも
年間数千円の自宅の固定資産税を払えば済むというところです。

とはいえ、住めない自分の家が残るっていうのも居心地が悪いので
いつかは解体したいところではあるのですが…


親世代の荷物は膨大

Twitterで「実家 畳む」で検索したら、同じようなことで悩んでいる方が多く見られました。

そう、実家の親の荷物が多すぎてヤバい問題。

30うん年過ごす中で、家の中は思い出の品や不用品、買ったのに使わなかったもの、贈答品の箱だらけ!!

前にTVで見た、家の中全部出す!みたいな番組で80歳くらいのおばあさんの一軒家から荷物を出したら
15トンくらいあったっていう話を思い出します…。

なんとなく捨てられないもの、タダでもらった割り箸、スーパーの袋なんて風化してボロボロものが戸棚の隙間から…ぎゃーーーーーー!!!!!


整理をしようにも、なかなか手のつけられない状態でした…

 

母も知り合いに助けられながら頑張った

とはいえ、期限は容赦なく迫ってきますので
私も心を鬼にして、片付けを促していきました。

夏休みの宿題やったの?早くやりなさい!っていう親御さんの気持ち…こんななのかな…(ぇ



なんでも、近所の人が不用品で欲しいものを貰いにきてたらしく
そのお礼にゴミ捨てや片付けを手伝ってくれたり

片付けに来ていることを伝えたら、同じ町内の友人が手伝いに来てくれたり
30うん年過ごした中で芽生えた付き合いにも支えられて頑張ったようです。

 

知り合いの金属回収業者にお願いした結果

そんな中、手伝いに来てくれた人の中に


うちのダンナと友達が良かったらタダで金属回収するよって言ってたんだけど

という人が。

渡りに船ということで、お願いすることにしました。


友人夫婦も下見に来たり、本人たちが貰いたい家電などを引き下げに来たり。
残念ながら回収日の日程がすり合わせできなかったので、友人夫婦と不用品を外に出し
後々回収してもらうことになりました。



タダで古い家電や金属系のゴミを全て持って行ってくれたのは非常にありがたかったのですが
これはダメ!と言ったものまで友人の友人に数点持っていかれてしまったようで…

あと、別にいらないからいいけど屋根の上のアンテナもしっかり回収されてました。
ちゃんと言ってくれればいいのに…



やはりタダより怖いものはない;w
とはいえそれでも十分損のない回収にはなったと思うので良しとしました。


地元の粗大ゴミ回収で大物を処分

うちの地元の場合は一つにつき数千円で粗大ゴミ回収をしてくれます。

事前に電話をすると、回収日を教えてくれるので
回収して欲しい品と住所、請求先を聞かれ、答えれば申し込み完了。

当日朝までに玄関先に置いておけば回収してくれるシステムです。
自治体によってシステムが異なると思いますが、うちの場合はソファやベッドはNGでした。


とりあえずタンスを2つ、仏壇、食器棚を出すことに。

一度に回収してもらえる数が限られているので、できるだけかさばるものを選びました。


回収日の夕方に見にいくと、無事回収されていて一安心。
数日後には請求書が届いたので母には役所へ支払いに行って貰いました。


残りをざっと大さらい!回収業者を呼びました

明け渡しを一週間後に控えた師走。
某く○しのマー○ットで依頼した回収業者さんが朝一で来ました。

第一声は…

思ったより…残ってますね荷物;


そう、あらかた来るまでに多少捨てておきます!って言ったんですけど
まぁいいや持ってってもらえるかな〜と思って結構ゴミが残っておりました…

それでも母、頑張ったんですけどね;




結局大物だけ積んで満杯となりました…
ベッドや机、チェスト、靴箱、カラーボックスなどぽいぽいと…

ちなみに所要時間1時間半くらいで、トラックいっぱい5万でした。
(会社でその話したら、監督くんに「タッケェ!!」って言われた…でも仕方ないのよ…涙)




そして最終決戦へ…

残念ながら細かい荷物は持って言ってもらえず;
その日は母と二人で頑張って掃除をしました。



それでも、大きなものが一気に消えたことで母のモチベも少しは回復。
この日は燃えるゴミだけで30袋近くを出すことになりました。

本当はこんなに出したらご近所さんに怒られるんだと思うんですが…

引越しの荷物を捨てるからめっちゃ置くってことは事前に伝えていたし
何を隠そうゴミステーションのある場所が我が家の土地なのであります(家は借地なのに…w)

貸している立場なので強く出れるぜ!って言いながら出してたけど
長年良くしてくれたご近所さんに恵まれたからできることです。


ありがたいのです(涙)



親世代の断捨離は険しい道のり

冒頭で言った通り、親の荷物の膨大さったらないです。
そして、親は「必要だと思っているから保管している」ものも多く、なかなか手放そうとしません。

我が家は親がまだ自分で動いて処分でき、かつ引越し先の容量が決まっているため
これからの余生で使うものを自分自身で厳選する必要に迫られました。

でもこれは、私にとっても母にとっても幸運だったと思います。
今後、いつか来る別れの後の整理がとっても楽ですから…

実際に家を畳む際に苦労している方はたくさんいて
入院している本人の了解が得られないから処分できないとか
亡くなった後に膨大すぎて手がつけられないとかになりやすいみたいです。



今の6畳+収納というスペースに必要なものだけを入れて
実際に生活してみて、実家の荷物が必要になったことは…まぁあまりないって分かって。

綺麗な場所に引っ越すと、古いものを置きたくないなっていう心理も働くみたいで
それもいいきっかけになりました。


 

親世代が捨てられない理由は判断力の低下と分別の困難さもある?

母の片付けを手伝っていて、気になったのが分別のこと。
そして、面倒なものの処分に手を出せないこと。

例えば、うちの自治体は燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ごみ・有害ゴミの4種類しかありません。

大抵のものは燃えるゴミでOKだし、資源ごみはビンと紙と布にペットボトル、有害ゴミは電球とスプレー缶と電池。
燃えないゴミは金属・家電・ガラス・陶器。


なのですが…

例えば、
ビンや缶詰に中身が残ってて捨てられない。
ハンガーは木部とワイヤーが分けられない。
液体が入ってるプラ容器が捨てられない。

こういうのが積み重ねですっごい数になっていました。

でもそれだけじゃなく…


燃えないゴミも全部まとめていいのか
金属・家電・ガラス・陶器それぞれに分けなければいけないのか

そう言った判断に迷った結果、全然手がつけられなくなっていました。


本人も「昔はちゃんと分けられたはずなのに…」と言ってたので
判断能力や決断力の低下、もしくはエネルギー不足みたいなことはあるのかもしれない…と思いました。

最終的には私が一箇所で分別作業を行い
母にはわからないものはとにかく全部私の元へ持って来るよう指示。


困ったら=娘に渡す の式が出来上がった途端、とてもスムーズに処分が進みました。



親が元気なうちに一度整理はしたほうがいいと思う

今回、家の片付けをやってみて本当に思いました。

これ、親が元気なうちにやれたらやったほうがいい。
うちの親本人も結構そう思っているようで、処分するものが多かったけど自分でできてよかったと。

うちも還暦でこれなので、この後やったらもっと厳しかっただろうなぁ…


ただ何かのきっかけがないと難しいですよね;
周りだと、リフォームきっかけでやる方は結構いるみたいです。


やれたら苦労はしないよっ!って思う方も多いとは思います…
実際私もまだ全部は終わってなくて;
結局今月中に片付ける感じになっておりますので…




とりあえずは、残りを頑張りま〜す…。。。。

 

 

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