こんにちは!
広報として勤めている職場工務店で自宅を建てたどっせいやさんです。
夫婦+母の三人で「ZERO-CUBE+BOX」に住んでいます(*´▽`*)
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コロナ禍あたりから一気に変わってきた世の中。
物価上昇も右肩上がりですね。
住宅に関してはウッドショックや半導体不足などの要因も絡まって、コロナ前・後ではかなり金額に差がついてしまった感じがします。
うちの会社の場合でも300~500万ほどの上昇なのかなと。
いやー・・・早いうちに建ててしまって本当によかったなと思います;
そのせいなのかな、と感じるのが客層の変化です。
これまでは、ある程度お買い得に、だけど建売よりはかっこいい家を建てたいなーというライトな層が多かったのですが…断熱性能や耐震等級、素材や住設、保証など、細かいところにもこだわりをもつお客様が増えました。
家づくりブログを拝見していると、家づくりの勉強をたくさんされて、吟味している方が多い印象なのですが
これまでの私たちが対応しているお客様はそういった細かいことにはあまりこだわらない(=プロに任せとけ)みたいな方が意外と多かったんです。
私自身は自分で調べたい選びたいタイプだったので、もっといろいろ説明を出していった方がいいのでは?と進言したこともあったのですが…

住設の仕様とか細かいところまでこだわるお客様は大体うちで建てないままお別れになるんだよね~。そこまで気にしてないというか。余計な情報は出さなくていいよ。
といった具合。
実際に会社で契約されるお客様は、こちらにお任せしてくるものが多かった印象はありました。
決めてきてね、と言っても決めてこない。宿題してこない。
打ち合せで、プロにアドバイスもらって決めたい。自分では調べない。
たくさん情報や選択肢を出してあげると迷ってしまってなにも決められなくなったり、情報量に圧倒されて考えるのをやめてしまう。
もちろんそんな人たちばかりではないのですが、受け身のお客様が多かったなという感じでした。
なのでこれまではあえて外に出す情報を控えたりしていたのですが…。
でも、ここ最近になってこれまで求められてこなかったところを求められるようになってきました。
家づくりのトレンドが変わったというより、明確に感じたのは客層の変化です。
これまでなら工務店を選ばずHMでの建築を検討していた層が工務店を視野に入れ始めた…
そいう雰囲気を現場で感じました。(あくまでどっせいやの対応している範囲・地域では、です)
逆に、これまでの客層がだんだんと家づくりに消極的になり…
そうなれば、生き残っていくためには求められている客層に寄り添った営業を目指していかなければいけません。
性能のこと、保証のこと、数値…このあたりは特にシビアに大手と比較されるので
うちの会社でもきちんと長期保証を打ち出し、性能を数値にし、裏付けのある資料を作成し…
これまでは雰囲気で選んで貰っていたふんわりとしていた部分をきちんと形にする作業がここ最近特に力を入れていた部分でした。
いやぁ、資料作成楽しかったです。
って、まだ全然あるんだけど。笑
自由度の高さ・フレキシビリティーにホスピタリティー。
小さな会社だからこそ行える、細々とした強み。
ガッチリしたシステマチックは大手には到底敵いませんが、工務店には工務店の良さがあり、強みがある。
合う合わないはもうお客様次第ですが、そんな中でも選んでもらえる努力をするのが私たちのお仕事なので。
安心して、満足して選んでもらえるよう、頑張るぞと思うのでした。
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