まだ意味のない坪単価に騙されていますか?

お金と保険のこと

こんにちは!
広報として勤めている職場工務店で自宅を建てることになったどっせいやさんです。

夫婦+母の三人で住むため「ZERO-CUBE+BOX」を建てます(*´▽`*)

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このブログについて
このブログは、とある片田舎でマイホームを建てることになった私、どっせいやさんが「いち施主」として綴る、健忘録も兼ねたブログです。 家族構成 どっせいやさん 30代後半。建設会社の広報デザイナー兼web何でも屋。前職は雑貨屋の雇われ店長。好き...


こんにちは、どっせいやさんです。

先日、住宅ローンの本審査に付き合ってくれた義父から質問がありました。


「この間、CMで見たんだけど”700万の家”なんだって?それなのになんで2000万以上も借りる必要があるの?」

「一体、坪単価いくらで契約したの?」



…こういうやり取りがあるから、本体価格だけの表示や坪単価での比較が嫌いです。。。


本体価格だけで家は建たない


まず、義父の勘違いが2つ。

1つ目。
恐らく、ZERO-CUBEではないCMをZERO-CUBEだと思い込んでいるようです。

ZERO-CUBEの最低価格はZERO-CUBE Simple Styleの900万なので。

調べるとZERO-CUBEを扱っている会社の中に、700万円台の商品もべつに扱っている会社がありました。
他にも何社も似たような会社があったので、どれを見て勘違いしたのか分かりませんが…

興味がなければ、四角いローコストのフランチャイズだからみんな同じ!と思っちゃうかもしれませんね;


2つ目。
700万で建つのではなく「(本体価格は)700万で家が建つ(けど他にもたくさんかかる)」ということを理解していない。


これはお客様との会話でもすごーーーーーーーーく多いやり取りです。

少し勉強したり、見学を重ねると「あぁ、これは本体価格だけなんだな」って分かるのですが
家づくりを始めたばかりの方は、本体価格だけで家が建つと思いがちです。

特に、建売住宅の数字とかも見たりしていると
「建売が1800万なんだから、土地なしなら1000万位なのかな?ZERO-CUBEも1000万って書いてあったし相場なのかなぁ?1000万で建っちゃうのか!」
とか、考えてしまうわけです。

…偉そうに言ってますけど、私も最初はやっぱり同じようなこと考えました。


建売の価格の件はまた後のネタに置いておくとして…


実際には本体価格以外にも
・付帯工事費
・オプション
・諸経費(火災保険や固定資産税、引っ越し費用などなどなど…)
・外構費


これらがかかるので、到底本体価格だけでは建ちません。


…なのに本体価格だけ表記したり、場合によっては本体価格だけでローン組んだ金額だけ提示して「月3万で新築が買える!」みたいなうたい文句出している会社もあるので…;

心底思う。止めてほしい(涙)
こういう勘違いを産むだけなので…。

坪単価について


お客様にもよくよくよく聞かれる「坪単価いくらなんですか?」という質問。

非常に答えづらいです。

というのも、そもそも坪単価というものを一切意識していないので。


大手HMなどは坪単価いくらとか、契約坪単価とかそういったものを提示するそうですが
それって、結局坪単価=本体価格÷延床面積or施工面積なんですよね。

本体価格に何が含まれているか
延床面積なのか施工面積なのか


それによっても内容が全然変わってきますし

さらにかかってくる工事費なども分からないので
比べようがないものを比べることになるわけです。


ちなみに、ZERO-CUBEなら坪単価は
1000万円÷29.8坪=33.55万


ローコストの坪単価としては妥当かな?という感じでしょうか。

ただしかし、これに色々かかってくるわけで…
しかもその「色々」の部分が人によって、状況によって千差万別。

本当に比べようがない…のです…


ぶっちゃけ!うちの会社が坪単価出せない理由


実は、うちの会社の場合…坪単価をパッと出せない理由が別にあるんです。

それは、本体価格の計算方法が
坪数×〇〇万円+〇〇〇万(固定費用)=本体価格

こんな感じだから。

つまり、どの物件でも等しく同じ金額である「基本料金〇〇〇万円」と物件の坪数に応じて変動する金額を足した金額が本体価格になるので、坪単価が一律ではないのです。


私も、入社したばかりの頃は金額とかをクリアにしたほうがお客様にわかりやすくていいんじゃないかな?と思ったんですが…
最近になってあまり社長がそういうやり方したがらないのがなんか…分かるようになりました。

坪単価よりも総額とフィーリングで


そんなわけで、新居を考える際には坪単価に惑わされずに実際にかかる総額を考えて予算立てることをオススメします。

そして、引っ越して住み始めるまでの総額とともに、大事なのは…フィーリング。

実際に建築会社を決めた決め手として「担当や会社との相性」や「建築会社への信頼」を挙げる方が多いようです。(あとは予算に収まったかどうか)

家を作るということは、暮らしや家族・趣味など様々なプライベートを曝け出すことになるので。
信頼して話せる相手かどうかというのはとっても大事ではないかと思います。


義父にも、うちの会社の事もう少し信頼してもらえたらうれしいんだけどな~

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