屋根裏の温度と湿度を計ってみたら断熱材のありがたみを感じた件。

ZERO-CUBE暮らし

こんにちは!
広報として勤めている職場工務店で自宅を建てたどっせいやさんです。

夫婦+母の三人で「ZERO-CUBE+BOX」に住んでいます(*´▽`*)

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このブログについて
このブログは、とある片田舎でマイホームを建てることになった私、どっせいやさんが「いち施主」として綴る、健忘録も兼ねたブログです。 家族構成 どっせいやさん 30代後半。建設会社の広報デザイナー兼web何でも屋。前職は雑貨屋の雇われ店長。好き...

 

湿気対策には気をつけている(つもり)の我が家。
前回は除湿機を取り入れたお話でした。

除湿機で快適生活。ぐんぐん取れる水音がクセになりそう
夏って、想像以上に湿気がすごいんだなぁと感じています。 去年そんなに湿気すごかったかな…? と思ったんだけど、去年はまだ新築で住み始めだったので、クロスの糊とかの湿気もあるしと諦めていたんでした。 このところは少ない時でも58%、多くて70%になることも。 昔住んでいた実家は夏でも冬でも75%はあったので、カビの繁殖が凄まじかったな〜という悪夢が蘇り… ついに除湿機を買うことにしました。

ちなみにこの後我慢できなくてすぐ2台目を買いました…w


今回は屋根裏の温湿度を測ってみた話です。
住宅会社勤務とは言え、事務方は意外と知識が薄いことがモロバレする内容となっております(苦笑)。

こんなことも知らないの?なんて言われちゃうかもしれないけど。
はい、こんなことも知らなかったんで記事にしますよ〜!w


とあるZERO-CUBEのお話

ある冬のこと。
お引き渡しして数年経つお客様のZERO-CUBEで、吹き抜けの天井が結露してしまう騒ぎがありました。

クロスまで染みてしまったため、天井の張替えを会社負担でさせていただきました。
濡れてしまった天井は一部張替えをし、送風機で乾燥をさせました。

こちらのおうちでは、ヒーターや加湿器などで冬でも湿度がある状態だったそうなのですが…

この件があって、ZERO-CUBEの屋根裏換気はどうなっているかなどの確認が改めて行われました。
換気システムは計算して出しているので問題はないはずですが…


ちなみにZERO-CUBEはパラペットの部分に通気があるそうなのですが
言われてもあまりピンとこない、事務所勤務のどっせいやさんです。

本当はもうちょっとkwsk聞きたいんだけどなw



どっせいや家でサンプリングしたい

そんなわけで、他のお客様のおうちでも同じようなことになってしまっては大問題。

定期点検で伺うことはできるが、身近に住んでいる奴がいるではないか!


…ということで、我が家の屋根裏を見たいと言われたものの。
なんやかんやで季節は夏w


そのうち見に行かせてね〜!
なんて言ってたのに一向にくる気配のない社長。


私も、まぁいっかーと思っていたんですが。

どっせいやさん、家の温湿度データ取ってるよね?
ちょっと屋根裏のデータもあったら教えてくれない?

社長


と言われました。
設置料は出すからと言われたけど、実はもう屋根裏分のスイッチボットは購入済。

めんどくさくて放置していたのですが、これを機に設置することにしました。





いざ、屋根裏へ!断熱材の先は灼熱地獄

そんなこんなで脚立を持ってGo!



屋根裏の点検口はマイナスドライバーかコインがあれば簡単に開きます。
ぱかっと開きました。

お目見えするのは断熱材のグラスウール。
天井断熱 アクリアマット155mm。


前に棟梁くんに「屋根裏開けてもいいけど、この断熱を元の位置に忘れずに戻してね!」と言われました。

気をつけよう〜と思いつつ、断熱材を退けると…


あっっつい!!!!


むあっとするのは覚悟していましたが…

凄まじい熱気です(><)



とりあえず見える範囲では問題はなさそうでした。




吹き抜け側は位置的に私が見るのは難しそうだったので、とりあえず見える範囲だけ。



温湿度計を設置



開けたところに温湿度計を設置しました。

最初に置いたら、急に暑いところに行ったせいで湿度95%になってたw
一瞬ビビりましたが、そらそうじゃ。


夕方〜夜の温湿度は…

まずその日の夕方から。




陽も傾く18時頃、外気温は32度。
屋根裏(小屋裏)は36.3度で湿度は46%でした。




続いて20時、外気温は30度。
陽がなくなると、屋根裏の室温は一気に下がっていきます。
27.3度、湿度48%。




22時、外気温27度。
平均的な室温くらいまで下がりました。
23.4度、湿度51%

エアコンがついているわけでもないのに下がり方すごいな。




深夜0時、外気温25度。
外も涼しくなりましたが、屋根裏は寝室と同じ19度に。
室温は寝室に寄っていますが、湿度はそうでもないようですね。


というか寝室寒いw
ドライ+-ゼロ運転しているのですが、除湿しまくってるのか寒くなりがち。

25度設定とかにするとあっという間に65%とか行っちゃいますのでね…。
除湿機を運転してだいぶ環境も改善されましたが。。。


朝〜昼の温湿度は?





朝9時。既に陽も上がり外は27度。
屋根裏もバッチリ温度が上昇してきました。
35.3度、湿度57%。




11時。外気温は31度。
お昼前には53度まで上がりました。
湿度は41%。




15時。外気温33度・
屋根裏の温度は…59.6度!!
湿度も30%とだいぶ下がりました。

 

断熱材ってちゃんと仕事してたんだなと思った

というわけで、1日ほど屋根裏の温湿度を計ってみた結果でした。


まさか真夏の昼間に60度近くまで上がるなんて考えてなかったし(輻射熱すご…)

そのあと夜にあんなに下がるなんて思わなかったし(放射冷却やば…)

その真下の天井は日中エアコンなくても流石に40度は越さないので、断熱材ちゃんと仕事してるんだなって思いました。(素人感丸出しの感想である…w)


我が家ではないですが、同じ日にモデルハウスのZERO-CUBE+BOXの温度計を確認したところ、2階で2週間エアコンなしでもMAX35度でした。




ちなみに。

上棟してから天井断熱入れるまでの現場、マジ地獄だよ

監督くん

…だ、そうです。
そりゃそうですよねー!!


 

次は冬にチェックしてみよう

そんなわけで、夏はまぁ普通に暑いな〜という感じの屋根裏でした。

問題は結露が心配になる冬。
12月頃にでもまた記事にしてみたいと思います。

 

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