家を建てる、第一歩「予算」をどう決めたかって話とその後

住宅ローン

こんにちは!
広報として勤めている職場工務店で自宅を建てたどっせいやさんです。

夫婦+母の三人で「ZERO-CUBE+BOX」に住んでいます(*´▽`*)

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このブログについて
このブログは、とある片田舎でマイホームを建てることになった私、どっせいやさんが「いち施主」として綴る、健忘録も兼ねたブログです。 家族構成 どっせいやさん 30代後半。建設会社の広報デザイナー兼web何でも屋。前職は雑貨屋の雇われ店長。好き...

 

家を建てると決めた時にまず困ったこと。
それは資金計画。

銀行への相談は=仮審査というところがほとんどなので
「ご購入予定の物件の資料をご用意ください」

でも、実際にローンがどんな感じかわからなかったら、HMや建築会社に相談するのも怖い…

建売広告でも審査できるってネットで聞いたけど、地元の銀行は最初から細かい資料が必要…


簡単にできる審査だと、じぶん銀行。
予算だけで審査できるけどこれはこれで厳しい…

 

結局、最初の最初、第一歩の歩幅は自分で決めるしかないのか…

とはいえ、HMや住宅会社にご相談いただければそちらで相談に乗ってくれると思います。
ただし、年収やお勤め先などかなりプライバシーを曝け出さなければいけません。


実際に、うちの会社へ相談に来てくださるお客様については、会社と銀行でやり取りをして融資可能額などを出してお客様へお伝えすることも少なくありません。
融資可能な金額が少ないとか、カーローン・奨学金等借入がある場合などは他の銀行にも聞いてみたりして、どうにかならないか相談するのも会社の役目。
この時点では無料相談なので、お客様の支払いは発生しません。


が。
私の場合は、そこまで会社に頼むのもな〜というのもあり、自力であたりをつけることになりました。

一応、お客様のデータは見ていたのですが、こればっかりはそれぞれなのです。

 

 

各銀行やサイトのシミュレーションを活用する

楽天銀行やじぶん銀行、りそな銀行などなど…
あらゆる銀行には大抵住宅ローンの案内があり、シミュレーションを置いているところが多数存在します。

まずは、そういったサイトでいくつかシミュレーションをしてみました。

 

年収からシミュレーションをすると、おおよその金額が出てきます。


auじぶん銀行の住宅ローンシミュレーション
https://www.jibunbank.co.jp/products/homeloan/simulator/#/new/income


金利を入力する場合は適当に入れるか、1%くらいで計算してみましょう。
現在だと、じぶん銀行が0.3%を切ってててまじかよ…って感じですが、団信の種類やお勤め先などでも変わりますので。

ちなみに我が家の金利は1.075%。
銀行が提示する金利では最大のご家庭では我が家よりも数%下がる様子。
これは、おそらくですが我が家が家族経営の小規模会社勤めであることが大きいです。

大企業や公務員であれば、もっと少ない金利で借りることが可能です。

さらにそれらの場合は借り入れ可能額そのものがもっとたくさん可能になったります。
なんかもう、嘘だろ?!ってくらいの金額が出ることも。

勤務先の信用というのはそれほど影響があるようです。

 

なので、家づくり相談で勤務先について聞かれるのはあるあるだったりするわけですね。

 

実際にシミュレーションしてみると

例えば、年収350万でシミュレーションを何箇所かしてみると、借入可能額は2400〜2600万円。
月の返済額は68000〜73000円くらい。


大体返済比率25%前後でしょうか。

返済比率の計算は下記の通り
年間のローン返済額÷年収×100
=返済比率(%)


入れて計算してみると…

68000×12÷3500000×100=23.3%
73000×12÷3500000×100=25.02%


というわけで、350万で借り入れできるのは大体2400〜2600万。
安心したいところで、少ない2400万を目安にする、みたいな感じで決めました。

 

その月額、払える?必要なのは返済分だけじゃない

おおよそ目安が出たところで、次は家計の確認です。
シミュレーションでは大体月の返済は7万円前後になりました。

次に重要なのは「この金額を今後、毎月必ず払っていけるか?」です。

例えば、この金額と現在の家賃が同程度であれば、あまり難しく考える事もないでしょう。
問題は、我が家のように実家住まいからの引越しの場合です。


いきなり0円の家賃から7万円の出費になって払っていけるのか?

しかも、かかるのはそれだけではありません。
少なくとも、固定資産税と家の維持費などで最低1〜2万は確保しておきたい。


それらを踏まえて、実際に生活費を見直し、生活していけるか予算を組んでいきます。

我が家の場合、新築へ引っ越した場合の新たな光熱費などを再計算。

夫の小遣いが青天井だったのを固定にしたり(それでも収入に対して平均よりめっちゃ多い方)
貯金などを見直したり。
これまで特に生活に入れていなかった私のパート給料の振り分けを決めたり。


そんな計算をして、なんとか貯金をしながらも払っていけそうだというところに落ち着きました。


本当はもっとお互い我慢や節制をすればいいんでしょうけどね…w

 

ちなみに、年収550万円で金利1%なら借入可能額は3890万円、金利0.5%なら借入可能額4230万円、
毎月返済額は約11万円くらいのようです。

田舎じゃこの金額もらってる人はなかなかいないですが、都会なら普通なのかな。
ご参考まで。

 

実際に会社で見積り→建築

そんなわけで、会社には「住宅ローンが大体2500万前後借りられるみたいなので、2400万くらいでお願いします」と依頼。

実際に出て来た一番最初の資金計画は在来工法の注文住宅のオーソドックスなプランで2400万と少し。
オプションも入れると無理がありそうだなぁ…と思い、ローコストなZERO-CUBEへ変更しました。

ZERO-CUBEでの金額は住設の変更なども入れ、引越し資金や家電代、オプション諸々入れて2400万だったのでこれならいけるだろうということに。

さらには「外構費100万は使わずに他のオプションに使えるかな…」とか「地盤改良がなくなれば70万くらい浮くから大丈夫!!」とかそういった目論見もありました。


実際には2500万くらいでなんとかなったので(若干オーバーしましたが;)、おおよそ資金計画当初の予測通りとなりました。

ZERO-CUBE+BOX総費用大公開!どっせいやさんの家づくりの場合
住宅ローンも無事全ての手続きが完了し、一息ついた我が家。 そろそろこちらも一区切りつけなければ…!と思ったので、これまで使った金額を全て計算しました! 家から家電から掃除用品に使った金額までまるっとお見せしまーす!

 

実際には終わるまで怖かったですけどねw

 

 

その後、払っていけてる?

その後ですが、おおよそ計算通りの光熱費や出費で運用できています。
残ったお金や頂いたお祝い金、貯金で緊急用の生活費を貯蓄しているので、今の所は安心です。


ありがたいことに、家を建てた次期から義父が給料を少し上げてくれたのでなんとか貯金も増やせました。
…んですけど、今年はボーナスが少なくなってしまってちょっと切ないです。

さらに、最近の物価高や電気代の高騰などは響いていて、貯金に回せたはずのお金が少しずつ削られてしまうことも。

そろそろ生活費も再度見直しが必要な気がします。

 

 

上物だけだし、当時の年収も低いのであまりあてにならないかもしれませんが…
建てた後の生活もふまえての資金計画は大切なんじゃないかな〜と思います。


そんなわけで、我が家の資金計画のお話でした。

 

 

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